水なすとトマトのレシピ
なす伝は水なすとトマトを連作する日本で唯一の農園です。普通なすとトマトは同じナス科で、連作障害が発生するため同じ土壌では育てられないのですが、なす伝ではトマトの苗を土の袋に直接植える”Bag(袋)栽培”を採用することによって連作を可能としております。連作障害と言った栽培上の壁を有する水なすとトマトですが、同じ夏野菜として調理上これほど相性の良い作物はありません。ここではそんな水なすとトマトのレシピについて、なす伝が自信をもってお勧めできるものを取り上げてみました。例えば、簡単にイタリアンを楽しめるレシピも多いので是非お試し下さい。
なんとなく栄養のないイメージのなすですが、紫色の皮にはナスニンというポリフェノールの一種の抗酸化作用のある成分が含まれていて、動脈硬化の予防や、老化防止、目にもよい効能があると言われます。また、むくみ解消に効果の期待できるカリウムも含んでいます。なすの癖のない味は、他の食材とも調理しやすいですが、特にトマトとはよく合います。
一方のトマトは、リコピンという抗酸化作用のある成分が含まれているので有名ですが、それ以外にも、ビタミンC、カリウム、葉酸などが含まれ、疲労回復、アンチエイジング、日焼け防止、生活習慣病予防にも効果があると言われます。特に夏バテ防止のためにも、どちらも積極的に摂りたい野菜です。
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水なすとトマトとパプリカをオリーブオイルで炒めたら、あとはグラタン皿に材料を入れてチーズでトッピング、オーブントースターで焼くだけ。あっと言う間に気分はイタリアーノです。 |
【材料】 中くらいのグラタン皿2杯分
水なす 1個半
トマト 大きさは問わず。お好みで
パプリカ 1個
オリーブオイル 大さじ2
おろしニンニク 小さじ1
塩 小さじ1
胡椒 小さじ1
乾燥バジル 適量 |
ピザ用とろけるチーズ 120g
マヨネーズ 40g
オリーブオイル 大さじ1 |
【作り方】
1.水なす、トマト、パプリカをいずれも乱切りする。 |
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2.フライパンを熱し、オリーブオイル大さじ2、おろしニンニクを入れ、1の水ナスを軽く焦げ目が付くまで炒める。
3.耐熱のグラタン皿などに、1の切ったトマト、パプリカ、2の水なすを入れ、さらにオリーブオイル大さじ1、塩、胡椒、乾燥バジルを入れる。 |
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4 .3にピザ用とろけるチーズを乗せ、マヨネーズを薄くかける。
5.予熱したオーブンレンジに4を入れ、200℃で25〜30分焼く。チーズがとろけていい焼き色が付いたら取り出す。仕上げに乾燥バジルをお好みで振りかけ出来上がり。
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水なすはオリーブオイルとの相性が抜群で、エキストラバージンの香りがよく染み込みます。トマト缶の甘酸っぱい味と、キャラメル色に炒めた玉葱の甘さとのバランスが、食欲をそそります。 |
【材料】2人前
水なす
玉葱
パプリカ
エリンギ
トマト
トマト缶
おろしにんにく
オリーブオイル
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2本
1個
1個
小・適量
大きさ問わず 適量
カット 1缶
少々
大さじ4
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コンソメ
塩
はちみつ
乾燥バジル
コショウ
パスタ
塩(パスタを茹でるため) |
小さじ3
小さじ1/2
小さじ3
適量
適量
適量
小さじ2 |
【作り方】
1.水なすは皮を縞目に剥き、半月切りにして水にさらす。玉葱はみじん切りにする。パプリカ、エリンギ、トマトは適宜切り分ける。ベーコンも食べやすい大きさに切っておく。
2.フライパンに、オリーブオイルとおろしにんにくを入れ弱火で熱し、香りが出たら中火にして、水なすを入れ表面が色づくまで炒める。 |
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3. 2のなすが色づいたらベーコンとトマトを入れ炒め、一旦水なすとベーコン、トマトを出しておく。 |
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4.引き続いてフライパンに玉葱を入れ、透明感が出るまで炒める。トマト缶をゆっくり入れ、ふつふつとしたらそのまま少し煮る。
5. 4にコンソメを入れ、溶かす。赤いソースがオレンジっぽくなるまで弱火で煮詰める。塩とはちみつで味を調える。
6.たっぷりのお湯に塩を入れ、パスタを茹で始める。
7. 5のソースに乾燥バジル、コショウを加え、3の水なす、ベーコン、トマトを戻して軽く混ぜておく。 |
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8.茹で上がったパスタの水を切り、7に加えてざっと馴染ませて出来上がり。
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真冬ですが、なつかしく真夏の旬の野菜と蛸を使って美味しいイタリアン風煮物を作ってみました。 野菜は水なすと完熟トマト、それに玉葱を使用しました。ニンニクと白ワイン、オリーブオイルなどで香り付けをしています。蛸もどちらかと言えば真夏が旬の素材ですので、食欲の落ちがちな真夏にピッタリの煮物です。トマトは缶詰のホールトマトと、生のトマトの両方を贅沢用いて、酸味と食感の両方が楽しめるようにしたのがポイントです。水なすの瑞々しさもあっさりとし、この煮物にピッタリです。是非一度お試し下さい。
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【材料】2人分
茹でタコ
水なす
玉葱
トマト
トマト缶詰
ニンニク
白ワイン |
250g
2本
1/4個
中2個
ホール1缶(400g)
1片分
大さじ3 |
ブイヨン
砂糖
水
塩コショウ
オリーブ油
タイム
ローリエの葉 |
2個
小さじ2
50ml
少々
大さじ4
適宜
適宜 |
【作り方】
1.蛸は一口大の乱切りにする。水なすはヘタを取り、1cm程度の輪切りにする。玉葱はみじん切りにする。トマトは6等分にする。
2.フライパンにオリーブ油を熱し、玉葱とみじん切りにしたニンニクを炒める。玉葱が透き通ってきたら茹でタコと水ナスを入れ、水ナスがしんなりとなるまで中火で炒める。 |
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3.白ワインを加えて一煮立ちさせ、水とトマト、トマト缶を加え、さらにブイヨンと砂糖も加えて10分程度煮込む。 |
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4.塩コショウで味を調え、器に盛り、タイムを適宜振る。ローリエの葉を添えて出来上がり。
ラタトゥイユ(仏)とはフランス南部プロヴァンス地方、ニースの野菜煮込み料理です。ナス、ピーマン、ズッキーニといった夏野菜、香草などをオリーブ油で炒め、トマトを加えてワインで煮て作ります。今回ここでは、夏野菜のメインとして水なすを加えて作りました。水なすの持つジューシーさが、この料理にちょうどマッチしています。仕上げに加えたレモン汁が、水なすに爽やかさをプラスします。ご飯にかけて食べてもおいしいです!是非一度お試し下さい。
【材料】2人前
トマト
水なす
パプリカ
玉葱
ニンニク(みじん切り)
ベーコン(スライス) |
大2個
2個
黄赤各1/2
1/3
2かけ
50g |
唐辛子(輪切り)
塩コショウ
オリーブオイル
レモン汁
ローリエの葉「
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少々
適宜
適量
適量
3〜4枚 |
【作り方】
1.トマトはお尻に浅く十文字に包丁を入れ、熱湯にくぐらせ(実が崩れるので炊き込まないこと)皮を剥いてざく切りにする。
2.水なすは輪切りにする。玉葱、パプリカは4〜5cm角に切り、ベーコンは1cm幅に細切りする。
3.鍋にオリーブオイルを大さじ3杯入れ、ニンニク、ベーコン、赤唐辛子を入れて香りを出す。
4.トマト、塩小さじ1/2を入れ、中火で煮る。やがてトマトから水分が出てくる。
5.別途、フライパンにオリーブオイル大さじ3杯を入れ、水なす、さらに玉葱、パプリカを炒め、軽く塩コショウして、トマトの鍋に入れる。
6.ローリエの葉を入れ、蓋をして弱火で20分程度煮込む。盛り付け、レモン果汁を軽く絞りかけて出来上がり。
ワインビネガーやオリーブオイルを混ぜて作ったマリネ液に食材を漬け込むマリネ料理。食材が柔らかくなったり、味がしみ込んだり、その美味しさは保証付きです。簡単なのに見た目も華やかなので、ホームパーティーやおもてなしの食卓にもおすすめです。保存が効いて、常備菜として作り置きできるのもポイント。今回は、野菜を使ったヘルシーな前菜にいかがですか.。
これは美味しい!!! オリーブオイルのフライパンで、水なす、パプリカなどを一旦焼くことで香りよくしんなりと、夏野菜が抜群のハーモニーを奏でます。以前、ピクルスを作った時のワインビネガーが残っていたので、調味料はそれを利用、より香り豊かにしあがりました。ハーブソルトもアクセントになっています。
【材料】 2人前
水なす
ミニトマト
パプリカ
ピーマン
ズッキーニ
オリーブ油 |
2本
8個くらい
(黄色)1/2個
2個
あれば1/2個
大さじ2 |
<調味液>
ワインビネガー
蜂蜜
ハーブソルト(イタリアンテイスト) |
大さじ4
大さじ2
適宜 |
【作り方】
1.水なすはヘタを取り、長めの乱切りにする。ミニトマトは竹串で1個当たり5箇所程度の穴を開けておく。パプリカとピーマンはワタと種を取り、長めの乱切りにする。ズッキーニがあれば、輪切りにする。
2.フライパンにオリーブ油を温め、1の材料を中火で炒める。各材料が軟らかくなれば弱火に。
3.調味液の材料をよく混ぜ、焼けた2の材料とフライパンの中で合わせる。全体に絡まれば火を止める。盛り付けて出来上がり。
バゲットやクラッカー、また食卓をカラフルに彩ってくれる野菜スティックなどにつけて食べるディップは、外食やパーティーの時にもついつい手が伸びる美味しいメニューです。普段の食卓ではあまり馴染みがないかもしれませんが、作りかたはとっても簡単です。特に手作りのディップは、瓶詰めで市販されているディップにはない、素朴な味わいがありますので是非一度はお試し下さい。
【材料】2〜3人前
水なす
トマト
ニンニク
玉葱 |
3本
大3/4個
1かけ
1個 |
エクストラバージンオイル
塩・コショウ
タイムの小枝 |
大さじ4
各少々
2〜3本 |
【作り方】
1.水なすはヘタを取り、縦半分に切る。トマト、玉葱、ニンニクはスライスする。
2.天板に水なす、その上にタマネギ、トマト、ニンニクを乗せて、塩コショウをし、オリーブオイルを回しかけた上に、タイムの小枝を載せて、200℃のオーブンで30分焼く。
3.焼き上がったら粗熱をとり、そのままミキサーで攪拌する。
4.味を見て足りなければ塩・コショーで調整する。
パンやクラッカーにつけたり、人参、キュウリ、セロリなどの野菜スティックに合わせて食べる。
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